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畳の天日干しにおすすめの季節とは?

畳の天日干しにおすすめの季節とは?

2022/03/24

畳は吸湿性があるため、定期的に除湿しなくてもいいのか気になるところですよね。

畳の内部まで除湿するには、天日干しが効果的です。

しかし、天日干しをする季節は関係ないのでしょうか。

そこで今回は、畳の天日干しにおすすめの季節や干し方についてご紹介します。

お手入れが簡単な畳もあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

天日干しにおすすめの季節は春と秋

結論からいうと、天日干しにおすすめの季節は「春」と「秋」です。

春と秋は、どちらも程よく空気が乾燥しているため、天日干しを行うと、畳に含まれた水分を効率よく蒸発させられます。

一方、おすすめできない季節は夏です。

特に梅雨時期は空気中の湿気が多く、畳に水分がこもりカビの原因になります。

そのため、夏や湿度の高い日の天日干しはできるだけ避け、春と秋の日中に行いましょう。

ただし、部屋の構造や環境によって、天日干しをやらなくていい場合もあります。

和室にエアコンを設置しているご家庭だと、除湿機能を使えば十分乾燥させられるでしょう。

逆に、湿気がこもりやすい住居や地域の場合は、天日干しや除湿剤などを用いて、畳を定期的に乾燥させる必要があります。

天日干しのやり方

畳の天日干しはどのような点に気をつけるのか、気になる方も多いでしょう。

そこで次に、天日干しのやり方についてご紹介します。

用意する道具は以下の通りです。

・マイナスドライバーor手鈎(てかぎ)or千枚通し

・ゴム手袋or滑り止め付きの軍手

・掃除機orほうき

ホコリや汚れが付着するのが気になるなら、マスクや汚れてもいい服を着用の上、作業をしましょう。

また、畳を外す前に表面のホコリや汚れを取り除いておくのがおすすめです。

掃除方法については以下の記事を参考にしてください。

畳の掃除方法と長持ちさせる手入れ

畳を外す

まずは和室にある畳を外していきます。

ゴム手袋or滑り止め付きの手袋を着用し、畳縁と畳本体のスキマにマイナスドライバーをさしこみ、ゆっくり畳を持ち上げましょう。

畳が傷つかぬよう全体的に慎重かつ丁寧に外してください。

マイナスドライバーを使って畳が持ち上がったら、指をひっかけて持ち上げていきましょう。

畳を持ち上げたらホコリが舞ってしまう場合があります。

空気中に舞うのに注意しながら、掃除機をかけて汚れを取り除いていきましょう。

天日干しをする

天日干しをする際は、湿気と虫が入るのを防ぐために地面に置かず、必ずコンクリートやレンガ、石の上に畳を置くようにしてください。

また、畳表が日光で色あせしないように、畳床を表にして干すようにしましょう。

天日干しは風通しのいいところで大体4〜5時間すれば完了です。

畳に使用している「い草」は、乾燥させすぎるのもよくありません。

そのため、天日干しは長い時間しすぎないように注意してください。

手入れの簡単な畳の紹介

畳は天日干し以外にも普段から手入れをする必要があり、人によっては手間に感じることもあるでしょう。

その中でも「和紙畳」「樹脂畳」は手入れの簡単な畳でおすすめです。

では、「和紙畳」「樹脂畳」それぞれの特徴について簡単にご紹介します。

和紙畳

和紙畳は、和紙を細長く編み込んで作られた畳で、表面を樹脂でコーティングされています。

一般的な「い草」で作る畳よりも耐久性・撥水性に優れており、ダニ・カビが発生しにくいのが特徴です。

また、「い草」の畳や後述する樹脂畳よりも色あせにくく、使いやすさに長けています。

ただし、「い草」の畳より香りがしにくく価格が高いです。

「い草」の畳は一枚大体5,000円前後ですが、和紙畳は10,000万円前後ほどかかります。

・天日干しやメンテナンスが手間に感じる

・寿命が長い畳を使いたい

・子どもの遊ぶ部屋やアトピーが気になる方

以上の場合は和紙畳がおすすめです。

樹脂畳

樹脂畳は、畳表が樹脂でできており、和紙畳よりクッション性・耐久性に優れています。

樹脂だからこそ水分を吸収せず、食べこぼしや飲み物をこぼしても汚れが取りやすいです。

「い草」の畳よりも価格は高いですが、和紙畳よりリーズナブルなのでコスパはいい畳といえます。

ただし、吸湿しないからこそ畳の表面に水分が残り、ベタついた感じが残りやすいです。

・汚れにくい畳を使いたい

・コスパのいい畳を使用したい

・湿気の多い地域や住宅環境

以上の場合は樹脂畳がおすすめです。

まとめ

今回は、畳天日干しにおすすめの季節についてご紹介しました。

まとめると以下の通りです。

・天日干しにおすすめの季節は春・秋

・畳床を日光に当てて4〜5時間

・畳は地面に置かず、コンクリートやレンガ、石の上で干す

天日干しが難しい、あるいは手間に感じる方は「和紙畳」「樹脂畳」もいいでしょう。

ぜひ、最適な季節に天日干しを行い、畳を長持ちさせてください。

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