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【誰でも簡単】畳の掃除方法と長持ちさせる手入れのコツ

【誰でも簡単】畳の掃除方法と長持ちさせる手入れのコツ

2021/11/19

落ち着く空間・子どもの遊び場に最適、などの理由から、現在の住宅環境でも和室を取り入れているご家庭は多いです。

しかし、キレイに保つ方法がわからない、フローリングより難しく感じる、と掃除を怠っている方もいるのではないでしょうか。

でも安心して下さい。畳の掃除は非常に簡単です。

今回は、誰でも簡単にできる畳の掃除方法と、長持ちさせるためのお手入れのコツについて紹介します。

ぜひ、日頃の掃除と一緒に畳のお手入れもしていきましょう。

畳の簡単な汚れを落とす!基本的な掃除方法

畳のスキマに入り込んだホコリや髪の毛などの簡単な汚れなら、以下の道具で落とすことが可能です。

・ほうき
・掃除機
・乾いた雑巾

では、具体的な掃除手順について見ていきましょう。

簡単な汚れを落とす畳掃除の手順

掃除の手順は以下の通りです。

1. 畳の目に沿ってほうきを掃く
2. 浮き出た汚れを掃除機で吸い取る
3. 雑巾で乾拭きする

畳の汚れは目の中に入り込んでいることが多く、流れに沿ってほうきで掃き出してあげるとキレイに取れます。

ほうきを使う際は、小刻みに動かしてあげると汚れが浮き出てきやすいです。

浮き出た汚れは掃除機で吸い取ります。

畳1畳につき40秒〜60秒かけて吸い込んであげると、畳の目に残った汚れも取れておすすめです。

最後の仕上げの乾拭きは、畳の表面に付着する皮脂汚れを落とすために行います。

畳は水分が苦手なので、皮脂汚れがどうしても取れないとき以外は乾拭きをしましょう。

水拭きする際も硬く絞った雑巾を使うようにしてください。

畳のガンコな汚れを落とす掃除方法

ジュースや食べ物をこぼした際に、畳にシミが残る場合があります。

シミができてすぐ、あるいは時間がたってしまったケースで掃除方法が異なるので、それぞれ見ていきましょう。

汚れによって適切な掃除方法が知りたい方は、以下の記事を読んでください。

今すぐできたシミには塩or小麦粉

時間が経っていないシミには、塩や小麦粉のような吸水性の高いものをふりかけて掃除するのがおすすめです。

畳に使用されるい草は吸水性が高く、ジュースや醤油などの水気があるものならすぐに吸い取ってしまいます。

そのため、吸水性のある塩や小麦粉をふりかけ、畳に余計な水分を吸い取らせないようにします。

塩や小麦粉をふりかけて、ある程度時間が経ったら歯ブラシで軽く擦っていきましょう。

その後は、ふりかけた塩や小麦粉を掃除機で吸い込み、シミが消えるまで乾拭きをして完了です。

時間がたったシミには酸素系漂白剤

畳にできたシミは遅ければ遅いほど取り除くのが困難です。

もし、時間がたったシミをキレイにしたいのなら、酸素系漂白剤を使いましょう。

1. 水で薄めた酸素系漂白剤を雑巾に含ませる
2. シミができた部分に叩くように拭く


以上の方法で、ある程度のシミを薄くできます。

しかし、酸素系漂白剤は畳の色を落としてしまう恐れもあるので注意です。

畳の色合いを大切にしたいなら、シミはできるだけ早く取り除くようにしましょう。

畳にできたカビを取り除く方法

畳にできたカビはアルコールスプレーを使いましょう。

カビの生えた箇所にアルコールスプレーを吹きかけ、10〜20分放置したら雑巾で乾拭きします。

カビによる黒いシミは、アルコールスプレーではなかなか取り切れない場合がありますが、かといってカビ取り剤や漂白剤は変色する可能性が高いです。

できる限りアルコールスプレーでシミを取り除き、どうしても取れない場合に薄めたカビ取り剤・漂白剤を使うようにしましょう。

畳に発生したダニの撃退方法

ダニは湿度が55%以下になると活動できなくなる性質を持つため、畳に発生したダニを撃退するには乾燥させるのが一番です。

天日干しや除湿器などを利用して、定期的に畳を乾燥させましょう。

また、ダニのエサとなる汚れを残さないよう、日頃の掃除も怠らないようにしてください。

畳を長持ちさせる手入れのコツ

畳をできるだけ長持ちさせるには、湿気を取り除く手入れが重要です。

これから具体的な2つの手入れのコツを紹介しますので、ぜひ参考にして畳を長く使っていきましょう。

換気

手入れのコツ1つ目は換気です。

畳を使用している部屋全体の換気を行うことで、湿気をこもらせないようにさせます。

換気方法の例は以下の通りです。

・窓を開けて和室全体の風通し
・エアコンがついているなら送風や除湿機能を使う
・除湿機や除湿剤を置く


換気に関しては毎日行っても問題ありません。

気づいたときに換気をして、畳の湿気を取り除いてあげましょう。

畳干し

換気だけでは畳内部の湿気を取り除くことができないので、手入れのコツ2つ目の畳干しも定期的に行う必要があります。

畳干しの方法は以下の通りです。

1. 畳を千枚通しやマイナスドライバーなどで外す
2. ハタキで畳のホコリをよく落とし、日当たりに畳床を向けて4〜5時間干す
3. 干し終わったら元の位置に戻す(畳の裏面に字や数字が記載されてます)


畳干しをする際は、畳表の色落ちを防ぐために必ず畳床に日が当たるようにしましょう。

また、畳は地面に置くと地中の湿気を吸い込むのと虫が入る恐れがあるので、レンガや石の上に必ず置くようにしてください。

畳干しの頻度は年に2回、春〜秋がおすすめです。

まとめ

今回は畳の掃除方法と長持ちさせるための手入れのコツについて紹介しました。

まとめると次のようになります。

・畳の掃除は表面とシミ汚れの2種類

・シミ汚れはできるだけ早く掃除するのがポイント

・畳を長持ちさせるコツは除湿・乾燥

畳の掃除は難しそうに見えて意外と簡単です。

ぜひ、今日から畳掃除を取り入れて、いつまでもキレイで安心して使える畳にしていきましょう。

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