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★ 畳の張り替え時期って? 交換の目安やタイミング・おすすめの季節について

新しい畳にしてから数年が経つと、汚れや傷みが表れはじめ、そろそろ張り替えの時期だと感じているご家庭もあるでしょう

 

しかし、まだ畳は使えるのか、張り替え時期の目安がわからず、業者に依頼するのをためらってしまうケースも多いです。

今回は、畳の張り替え時期をはじめ、交換の目安・タイミング・おすすめの季節について紹介します。

畳の張り替えに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

              

畳はどこを張り替える?構造について

 

畳が傷んできたのはわかるが、具体的にどこを張り替えるべきなのか知らない方も少なくありません。

畳は大きく分けて畳表・畳床・畳縁の3種類で構成されており、直すのは主に畳表・畳床の2つです。

畳の構造を知っておくと張り替えもイメージしやすいので、まずば畳表・畳床・畳縁について理解していきましょう。

 

畳表 

畳表は経糸とい草を交互に織り込んで作られた、畳表面の「ゴザ」の部分を指します。

使われるい草の中身はスポンジ状で空気が含まれており、吸湿性・放湿性に優れているのが特徴です。

また、畳表には以下のような効果があります。

・保温性・断熱性

・消臭・空気清浄効果

・クッション性

肌や空気が直接触れる面ということもあり、畳床・畳縁と比べると傷みやすく寿命が短いです。

中国産のい草は安価で畳表に使用されやすい

多くの畳は安価である理由から、中国産のい草を使用しています。

ただし、寿命や弾力性の観点から見ると、国産い草よりも劣るのが中国産い草のデメリットです。

中国産のい草は輸送する際の虫・カビ発生防止用に短時間高温で処理します。

そうなると、い草は乾燥しすぎてしまうため、どうしても国産のい草よりも使い心地は悪くなります。

近年では中国産の品質も向上していますが、まだまだ国産い草の品質には及びません。

畳床

畳床は畳表を支える中心の部分で、大量の稲藁を圧縮して作られます。

稲藁を100%使用するのが一般的で、調湿機能をはじめ防音・防火・耐久性に優れているのがメリットです。

近年、稲藁の生産量減少や畳の軽量化に伴い、以下のような畳床も登場しています。


藁サンド床(スタイロ床)ポリスチレンフォームを中心に藁で挟む畳床。100%の藁で作られたものに近い感触ながら、軽量である。
  建材床木材チップを圧縮したインシュレンボードとポリスチレンフォームを組み合わせた畳床。硬さや耐久面では劣るものの、安価かつ軽量、ダニも発生しにくい点が魅力。


住宅環境に合わせて畳床も変化しており、軽量モデルが採用されるケースも増えてきています。

畳床の張り替えは、畳を新品に取り替える必要があり、料金は高くなりがちです。

できるだけ長く使うためには、高湿度にならないよう適切な空調管理が求められます。

畳縁

畳の側面に縫い付けてあるのが畳縁です。

畳縁は畳の隙間を埋める・畳表の補強・装飾の役割を持っています。

以前までは綿や麻を使用している畳縁が一般的でしたが、最近では安価で丈夫な点から化学繊維を用いることも多くなりました。

畳縁は畳表や畳床の張り替え時に新しくしてもらうため、汚れや痛みを気にする必要はありません。


畳の張り替え時期は何年が目安?交換のタイミングについて

畳の構造について大まかに理解すると、畳のどの部分を張り替えるのかイメージしやすくなります。

では、本題である畳の張り替え時期・目安について解説していきましょう。

畳の裏返しの張り替えタイミングとは

畳の張り替えではじめに検討するのが裏返しで、言葉の通り、畳表だけを裏返す工程になります。

畳表の裏側は日光や人肌に触れておらず、比較的傷みは少ないので、裏返しで張り替えが済む場合も多いです。

畳の裏返しは購入から3〜4年後が目安で、その他にも以下のようなタイミングで依頼するケースがあります。

・日焼けで畳の色が変わってきた

・若草色から黄色や茶褐色に色落ちしてきた

・畳が擦り切れてきた

ただし、畳表の裏側まで傷み・色落ちがある場合は、表替えや新調をすべきでしょう。

畳の表替えの張り替えタイミングとは

畳を購入してから7〜8年、あるいは畳の裏返しから3〜4年経過すると、表替えの必要が出てきます。

表替えは、畳表のみ新しいものに取り換える方法で、畳床は既存のものを使用します。

また、年数以外にも表替えのタイミングは以下の通りです。

・ささくれが目立ってきた

・黒ずんだ汚れが多くなった

・光沢がなくなってきた

畳表を新品にすると、見た目や光沢感だけでなく、い草の香りも楽しめるため、新畳同様の気分を味わえます。

畳の新調の張り替えタイミングとは

新調は畳を丸ごと新しいものに交換してもらう方法です。

畳を購入してから10〜15年経つと、畳表だけでなく畳床も寿命がきてしまいます。

新調のタイミングは以下のようなケースです。

・踏み心地がフワフワ・グニョグニョ

・畳が波打つ形になった

・畳同士に隙間ができるようになった

・カビの臭いが取れない

・ダニが発生するようになった

水やジュースをこぼしたまま放置をして、畳床がダメになるケースも多く、10〜15年経たずに新調する家庭もあるようです。

また、新調してから1年以内に畳床がカビてしまう場合、畳ではなく住宅環境が原因の場合があるので、風通し対策をしなくてはいけません。

価格は裏返し<表替え<新調の順に高くなりますので、できるだけ畳を長く使えるように日頃の手入れもしておきましょう。

畳の掃除方法はこちら


畳を張り替えるおすすめの季節はいつ頃?

畳の張り替えは秋〜冬の季節が一般的におすすめです。

理由として、秋から冬にかけて空気が乾燥しており、カビが生えにくい点があげられます。

逆に、梅雨からお盆の時期は湿気が多く蒸れやすいため、カビや発生しやすいです。

しかし、現在では畳に防カビ剤を使用する業者も増え、大雨や梅雨時期を除き、一年を通して張り替えの依頼ができるようになりつつあります。

当店でも全ての季節に対応できるよう、防カビ剤を施した畳を提供していますのでご安心ください。


まとめ

今回は最適な畳の張り替え時期について解説しました。

まとめると

・畳は畳表・畳床・畳縁の3つからなる

・張り替えは裏返し・表替え・新調の3種類

・畳の張り替えにおすすめな季節は秋〜冬

以上の通りです。

日本では畳を使う文化が根付いているため、和室を好む方も多いです。

だからこそ、気持ちよく畳を使うために最適なタイミングで張り替えをして、落ち着く空間を作っていきましょう。


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